それでも前に(8月8日執筆)

井出 ようせい

2013年08月20日 01:24


たいへん辛い両院議員総会だった。


 


尽きない議論に終止符を打って、


前に進むためのスタートを切ったということだと思う。


 


 


人事を刷新し、党内不和に決着をつけて


一丸となって再スタートを切ろうとした代表と、


 


お金や人事の問題など、全てを代表1人に任せるのではなく、


それぞれの役員が案を示して党改革を進め、


役割の明確化を求めた幹事長。


 


 


トップの意向を尊重しようという声も多かった。


 


代表と幹事長の2トップ体制を守って欲しいという声も強かった。


 


多数決を取ったわけではない。


 


多くの人が様々な想いを飲み込んで


それでも次の一歩を踏み出すことになった。


 


更迭された幹事長が総会の後、


「1歩後退して2歩前進だ」という話をしたときいた。


非常に厳しい内容だったが、


前に進んだということだけは言えると、私も思う。


 


 


私は、青年局長という役員を受けた。


 


みんなの党は若い国会議員が多い。


30代、40代の国会議員は半数をゆうに超える。


地方議員も若い方が多い。


少ない青年議員を結集するという古い考え方は


みんなの党に当てはまらない。


党内部の青年をどうこうするのではなく、


有権者の若者へ、もっといえば未来の青年である


子どもたちへ何かできることはないか。


青年局長という役目を与えられたのだから、


なにか新しいことを、


他の党と違ったことができないか、考えてみたい。


 


 


きょう8月8日、みんなの党は結党4年を迎えた。


次の国政選挙はしばらくないと言われているが、


国会での議論、地方選挙など、常在戦場。


前に進むしかない。